小鋲メーカーとして1923年5月に創立され、当時から住宅の構造用金物の製造を手掛けていた株式会社徳永は、国産のものづくりに特化し鉄を中心にステンレスやアルミ、場合によっては樹脂も含む金物部材を提供しています。
企画・開発から生産まで自社一貫体制で行っており、線加工や板加工、板金加工など柔軟に対応。構造用金物の標準品はもちろん、要望があればさまざまな形状にカスタマイズして製造することも可能です。
金物規格製品は2022年1月1日現在、木造軸組工法住宅用のZマークを中心に、ツーバイフォー(2×4)住宅用のCマーク、丸太組工法用のMマーク、CLTパネル工法用のXマークの承認取得をしており、幅広く対応しています。
その他、国土交通大臣認定の新築向け耐震筋交い「ハードロック2」や天井や床を壊さずに耐震リフォームの内壁工事を可能にする耐震壁「クロスガードTX4.1」などオリジナル製品も提供しています。
木造建築以外の用途の金物も数多く手掛けており、コンクリート2次製品用/土木用各種金物、ロープ固定や梱包用金物、通信塔用構造金物や専用ボルトなど電力・通信向け製品、太陽光発電モジュール架台用製品など多岐に渡ります。
「金物のことなら徳永に聴け」と評価を受けるようになったのも、徹底して金物製造にこだわり柔軟に対応できる提案力と技術力、設備があるからで、その姿勢には老舗の総合金物メーカーとしての自信と誇りを感じることができます。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
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「縁の下の力持ち」のことわざのように、大正時代から家づくりを影で支える存在として事業を展開。「素材を多角的に扱える」ことを強みに時代に対応した金物製造メーカーとして活動を続けています。
営業拠点は本社のみです。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
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※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。