コンドーテックはメーカーと商社の2つの顔を持つ会社で、ターンバックル、足場吊りチェーン、ブレースやねじ製品、アンカーボルトは自社生産。チェーン、ワイヤーロープ、照明器具、分電盤などは国内外から仕入・販売しています。
自社で製造できるものは作り、そうでないものは様々なネットワークを駆使して仕入れることで、土木・建築、船舶、道路、緑化など社会インフラを整備するために必要なものをいつでも提供できる体制を構築しています。
大口顧客にこだわらず小口分散販売を行うことで毎年約1,500社の新規取引先を開拓。取引中の顧客20,000社が安定した経営を支える構造になっています。(参照元:コンドーテック公式サイトhttps://www.kondotec.co.jp/ir/individual/cool2.html)そのため北海道から沖縄まで全国に営業拠点を設けています。
また工場も1カ所集中ではなく関東、関西、北海道、九州エリアに設置。営業拠点と工場が近く、各所で倉庫を持っているため注文を受けてから出荷対応までの時間を短縮でき、地域密着型の営業展開を可能にしています。
木造住宅用金物については軸組工法用接合金物(Zマーク金物)や枠組壁工法用接合金物(Cマーク金物)が中心で柱脚金物から座金付きボルト、アンカーボルトまで提供しており、床束などの住宅用耐久資材も用意できます。
中大規模木造建築用のCLT向け規格品のクロスマーク(Xマーク)表示金物については、現在は両ねじボルトセットのみですが、滋賀工場がCLTパネル工法用金物(クロスマーク金物)の認定を取得しているため今後ランナップが増える可能性があります。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
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創意工夫と開拓の精神をもって企業活動を行うことを基本理念とし、人材育成や
豊かな社会づくりに貢献。新しい挑戦のために固定観念にとらわれずフレキシブルな発想を大切にしています。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。