創業が昭和9年のヤブモト工業はネジをメインとする締結部材の提供を長年続けてきました。製品は目立たない箇所で利用されますが守備範囲は広く、道路や橋などのインフラや建築物、土木・建設など多岐にわたります。
ボルトやナットなど締結金物以外では2×4工法用締結金物、在来軸組工法用締結金物、スチールハウス用締結金物など住宅用接合金物、鋼製壁下/床下地材、軽量天井用下地材などの土木・建築資材も提供しています。
建築部材の種類は無数にあると言ってもよいほど選択肢が多く、目的に合ったものを見つけるのには知識や経験が必要です。その点、ヤブモト工業は創業年数が長く多くのケースに対応できるノウハウを持っていることが強みです。
そのため、依頼されたものをただ納品するといった姿勢ではなく、用途や目的に応じたものを提案。必要に応じて特注品にも対応し、多品目・少量であっても即納できる体制を整えているので部材調達まで時間がかかりません。
木造建築物用接合金物承認・認定は日本住宅・木材技術センターが行っており、接合金物規格は各種工法ごとに認定マーク表示承認がされます。金物部品の種類によっては対応していないケースもあります。
ヤブモト工業はCLTパネル工法用のクロスマーク(Xマーク)の8割以上の金物に対応しており、その他、枠組壁工法用のCマーク表示金物、在来軸組工法用のZマーク表示金物にも対応しカバー率が高いため手間をかけずに調達可能です。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
※工場(東光機材株式会社)にある設備
信用を最優先に考え信頼関係を大切にすること。また事業を通じて世の中のものづくりを支え、社会の発展に貢献し社員の成長や幸福の実現を経営理念としています。さらに自律的に考え固定観念に囚われずに柔軟な頭で考えることが行動指針です。
※承認金物(Zマーク)の認定取得者はヤブモト工業株式会社ですが、製造工場は東光機材株式会社として認定されています。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。