山菱工業株式会社は公益財団法人日本住宅・木材技術センターの木造建築物用接合金物の承認取得者として登録されています。認定されているのはツーバイフォー工法用のCマーク表示金物、CLTパネル工法用のXマーク表示金物です。
これら認証金物は製品・生産体制・供給体制の品質が一定以上ある証にもなります。また山菱工業ではこうした規格品の対応カバー率が高く、Cマーク表示金物は63%、Xマークが85%で必要な時に調達しやすくなっています。
山菱工業はあるものはより使いやすく、なくても必要なものは創出するというのが製品開発の基本と考えています。そのためXマーク、Cマーク表示金物やスチールハウス金物といった規格品だけでなくオリジナル金物対応にも積極的です。
施工性・設計性・コスト改善をモットーとしており、床根太を受ける受け金物、横架材とたて枠を接合するかど金物、壁枠組の接合に使う帯金物、基礎とたて枠の緊結に使うホールダウン金物などバリエーションも豊富です。
安全衛生・品質管理・改善提案の3つを柱とした生産体制を組んでいます。技術の継承では考え方だけでなく実績を重視。生産の効率化を行うための方法を検討し、現場生産力の向上を目指します。
3つある工場すべてにタレットパンチプレス、ブレーキプレスなど板金打ち抜きや曲げ加工に必要な機械を設置。その他、必要に応じて自動溶接ロボットやコーナーシャーも導入し、どのような依頼にも柔軟に対応できる体制を整えています。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
「感謝と共栄」が経営理念。市場ニーズを事業化し金属加工及び開発で高品質な製品を提供することで顧客と共存共栄しながら社会の発展に貢献することが目標。時代環境に必要な事業創出を心がけています。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。