1955年、とい受金具の製造からスタートしたタカヤマ金属工業は安心・安全を実現する住宅建材を中心に長年開発・製造・販売を続けてきました。これまでの経験を生かし、様々な要望に対応できる企画開発力を強みとしています。
脱炭素社会に向けた非住宅・中規模木造建築の流れにも対応し、CLTパネル工法用のクロスマーク表示金物の認証も取得。またそうした規格品と併せてR付角座金を開発し、CLT接合効率化につなげるなど現場重視の金物製造に取り組んでいます。
製造から販売まで一気通貫で行うことができるタカヤマ金属工業は、建築金物の特注品にも対応。現場での施工品質向上やコストダウンを実現するための特注品も1本から受注しており、ワンストップ体制が組まれています。
通常、特注品の製造となるとある程度の時間を覚悟しなければなりませんが、タカヤマ金属工業の場合、プレス加工からめっき処理や組立まで自社一貫生産なので、特注のオーダー品であっても最短3日で出荷が可能です。
タカヤマ金属工業は団結力を大きな強みとしており、営業とサポートが一体となって対応しています。全国で活躍するスタッフを「タカヤママン」「タカヤマウーマン」と呼び、従業員の女性が占める割合が3分の1以上なのも注目できます。
営業体制は大きく東日本と西日本に分かれますが、それぞれ女性サポート16名を付けており、きめ細やかな対応が可能。スタッフブログを公開したり、工場見学・視察や商品開発サポーター派遣、セミナー開催などにも積極的です。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
「LIFE SAVING TAKAYAMA~住まいと暮らしと生命を守る~」が基本コンセプト。建築金具の製造・販売を中心に、快適で豊かな暮らしを提供するものづくりに全社を挙げて取り組むことで、建材トップメーカーを目指しています。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。