一般的な金物工法のように継手や仕口といった接合部を金物に置き換えて合理化する考え方のみで終わらせるのではなく、ストローグが手掛けるコネクタ製品と併用することで従来では難しかった木構造を実現させています。
「ストローグ」は社名としてだけでなく、ピン接合部・ラーメン接合部・トラス接合部と組み合わせて鉄骨造やRC造のような自由度が高さを実現する構法名としても使用。あらわし構造で意匠性に優れた空間を創り出せます。
ストローグでは独自の金物(コネクタ製品)を用いた木構造デザインをサポートする構造計算サービスを提供しています。ストローグ製品は規格品とは異なり中大規模木造建築には高度な解析を含む構造計算が必要となります。
そこで構造設計者向けに登録すれば利用可能になるようにしています。なお、主に住宅用ですがこのサービスを利用して構造計算された建物に関しては性能証明書を発行。リフォーム増築時の資料としても使えます。
部材を接合するコネクタはもちろん、構面を構成するためのコネクタおよび付属品、ラグスクリューボルト(LSB)や付属品と、ねじ込みトルコンや治具など数多くのコネクタ製品を製造しています。
これらはすべて木材の加工が必要となる製品のため、施工会社はプレカット工場から木材と合わせてストローグ製品を購入することになります。現場で木材に取り付けるのではなく対応プレカット工場で作業を行うのが一般的となっています。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
公式HP に情報はありませんでした。
「木造建築を強く美しくする。世界をもっと優しいものにする。」をモットーに木構造エンジニアリングで強固な木造建築の実現を目指し活動。既存技術ではなくまだ世にないものを生み出す開発力を重要視しています。
公式HPに情報がありませんでした。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。