接合用金物や基礎用金物などの製造物の強度や耐久性、機能性を確保するために、製品づくりは試作制作・フィールドテストといった企画・開発段階から専門スタッフが担当し、30年以上製造から販売まで一貫体制を続けています。
高精度の製品開発にも対応できる各種試験装置や金型設備も自社内に設置。受注生産だけでなく実用新案・意匠登録、商標登録を受けた「タナカオリジナル商品」を生み出すための体制も整えられています。
北海道から九州まで全国9ヵ所に営業所を設けているだけでなく、仙台、茨城、新潟、名古屋、大阪、福岡に配送センターを設置。物流管理システムを活用し商品を安全・確実に届けるための体制が構築されているのが注目できます。
このようなネットワークは物流のみならず顧客のフォロー体制としても機能しており、施工現場の声やニーズがスピーディーに開発部門に伝わるので、市場変化にも柔軟に対応した高品質な金物の企画・開発につながっています。
商品情報は公式サイトでカテゴリー分けされたものから探すこともできますが、データベース化され検索が可能になっており、商品コードや認定番号、商品名の一部がわかれば簡単に対象商品を見つけられます。
また利用には登録が必要ですが、オンラインショップも開設しており、住宅関連金物であれば公式ページから直接注文することもできます。またYouTubeやインスタグラムなどネットを使った情報発信も積極的に行っています。
中大規模木造金物
CLT用クロス マーク金物
メーカーを調査&紹介
「タナカは安心をお届けし、信頼される会社でありつづけます」を経営理念とし木造住宅用補強金物、情報メディア、選挙ディスプレイ(掲示板)の全く異なる3つの事業を柱とした事業展開を行っています。
上記の7つの会社のうちクロスマーク金物の8割以上の品目を取り扱い、自社工場で対応している会社である、3社をピックアップしました。各社の公式WEBサイトにあるクロスマーク金物に関する取り組み情報を参考に選定しています。
建築金物メーカー各社は、規格品以外も製造しておりそれぞれ特色があります。そこでCLTパネル接合用のクロスマーク表示金物関連情報とそれ以外に何を得意としている会社なのかについて調査し、まとめました。
現場視点の企画開発力で特注・OEM品にも強い
工場
会社情報
自社プレカット工場を持ち特注金物に積極的
工場
会社情報
規格品だけでなく各種オリジナル金物も開発
工場
会社情報
※参照元:公益財団法人日本住宅・木材技術センター公式サイト(木造建築物用接合金物承認‧認定金物一覧χマーク表示金物一覧表 令和4年1月1日現在) https://www.howtec.or.jp/publics/index/108/
中大規模木造建築の
接合金物メーカーを調査
ピックアップ3社
大型木造建築で注目される木材、CLT(直交集成板)に使用されるクロス(X)マーク金物。
それらを製作する接合金物メーカーについて調査。さらにその中から3社をピックアップし紹介しています。